「開かれたファンクラブとは」

 開かれたファンクラブを目指していますというと、どういうことですかと聞かれる。閉鎖的ではないというとオープンな会ということですというと、それも意味がわからないといわれる。誰でも入れるというのは当たり前だとしても、入会したあとに、集まったものたちが同志で結ばれているあまりに、排他的になることがしばしば見受けられるが、そのようなことがないようにしたいということですというと、ではなぜ会を作るのかと聞かれる。お答えします。尾崎豊のファンクラブは本人不在ですから、入会なさった方々の意見を尊重し、運営に関しての基本的な方針決定のパワーを外に求めているのです。そうして、彼の没後十年の間、継続されてきたわけです。この考え方は人間の体温になるまでやると尾崎豊が宣言した会報が37℃になったあとも、その体温のまま続行してることを見てもご理解できると思います。自動的に解散しようという思いはたったの一つも起きあがりませんでした。今後いつまで続けていくということではなく、彼の音楽が不滅である以上、我々は未来永劫に向かい、同志の会を外に向かって開いていくことと思います。イベント終了後の入会者の数を見ても、その思いは強くなります。中学生と40代50代の方が共存する空間を大切にしたいと思います。

2001.12.5